ワークショップ-3:アジアにおける土壌情報利活用の新たな局面
- 日程:
- 9月26日(水)9:30~17:00
- 9月27日(木)9:30~12:00
- 会場:
- エポカルつくば 小会議室303
- 主催:
- (独)農業環境技術研究所
- 協力:
- 国連食糧農業機関(FAO)
- 中国科学院南京土壌研究所
- 温暖化対策土壌機能調査協議会
開催趣旨
ワークショップ「アジアにおける土壌情報利活用の新たな局面」では、1)グローバル・ソイル・パートナーシップの設立を受けた「アジア土壌情報ネットワーク」の立ち上げへ向けた、モンスーンアジア農業環境研究コンソーシアム(MARCO)のもとでの連携構築、2)土壌情報と炭素貯留量評価に関する東アジア各国の現状と方向性の情報交換、3)地球温暖化対策へ向けた土壌情報の利用を目的として開催する。また土壌情報と炭素貯留量評価に関しては、わが国の土壌炭素に関わる調査事業等の成果を情報発信するとともに、各国からの同様の情報を紹介いただき、東アジアにおける土壌情報と炭素貯留量評価に関する情報交換と今後の協力について議論を行う。
コンビーナー
小原 洋 [(独)農業環境技術研究所]
プログラム
9月26日(水)9:30~17:00
- 基調講演:
ペド・ジオトランスファーファンクションを用いた将来予測 - 小崎 隆 [首都大学東京]
- [1].モンスーンアジアにおける土壌情報
- 座長:小崎 隆 [首都大学東京]
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- デジタル土壌図,統合アジア土壌情報システムへの好機
- Ganlin Zhang [中国科学院南京土壌研究所]
- 韓国の土壌・環境システムとその利用
- Sukyoung Hong, Yihyun Kim, Kyungdo Lee, Yejin Lee, Byungkeun Hyun, Yongseon Zhang, and Deogbae Lee [農村振興庁農業科学技術院]
- 台湾の土壌情報
- Horng-Yuh Guo [台湾行政院農業委員会農業試験所]
- タイ国の農地における土壌炭素貯留と生産性の増強
- Sathaporn Jaiarree [タイ国土地開発局]
- 日本の土壌情報
- 高田裕介 [(独)農業環境技術研究所]
- 昼食・休憩 ―ポスターセッション―
- [2].地球温暖化対策へ向けた土壌情報の利用
- 座長:神山和則 [(独)農業環境技術研究所]
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- 土壌炭素調査事業について
- 小原 洋 [(独)農業環境技術研究所]
- 日本の農地の土壌炭素及び農地管理に関するモニタリング調査
- レオン愛、小原 洋 [(独)農業環境技術研究所]
- 土壌炭素に関する長期圃場試験について
- 太田 健(現東北農研)、渕山律子 [農研機構 中央農業総合研究センター]
- 草地の土壌炭素蓄積と炭素収支に関する最近の研究
- 松浦庄司、寶示戸雅之(現 北里大学) [農研機構 畜産草地研究所]
- 森林の土壌炭素モニタリング調査について
- 金子真司、鵜川 信、南光一樹、三浦 覚、高橋正通 [(独)森林総合研究所]
- 中干し期間の延長による水田からのメタン発生の削減
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伊藤雅之(現京都大学)、須藤重人、八木一行 [(独)農業環境技術研究所]
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- ローザムステッド炭素モデルによる日本の農耕地の土壌炭素シュミレーション
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白戸康人、矢ヶ崎泰海 [(独)農業環境技術研究所]
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- 土壌炭素調査事業について
- [3]. 総合討論
- 座長:小崎 隆 [首都大学東京]
- 神山 和則 [(独)農業環境技術研究所]
プログラム
9月27日(木)9:30~12:00
MARCO-FAO-南京土壌学研究所共催「アジア土壌パートナーシップの立ち上げへ向けての会合」
座長:南條正巳 [東北大学]