かわら版-BULLETIN BOARD-

大阪府 大阪歴史博物館(なにわ歴博)

大阪府の大阪歴史博物館(なにわ歴博)から実施報告が届きました。

大阪府 大阪歴史博物館(なにわ歴博) チラシ
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実施概要

主催:大阪歴史博物館、NPO法人コミュニティシネマ大阪
開催日:平成23年10月8日(土)~10月9日(日)
上映作品:プログラムQ―煙突の見える場所 1回、お早よう 1回、裸の島 1回、名もなく貧しく美しく 1回

鑑賞者感想

  • 名画で、久しぶりに感涙を流しました。
  • 今後も高峰さんの映画をやってほしい。
  • 高峰さんと同じような年代を生きて参りましたのでなつかしく、高峰さんのお出になっている映画はだいたい全部観ております。なつかしく、顔が似ていると友達や種々の方によく言われておりましたので、なおなつかしく、うれしく、これからも機会がございましたら楽しみに致しております。
  • 青春時代が映画全盛期でした。デコちゃんの映画は殆ど見ましたが、何十年も経て少し忘れていた面もありましたが、再び感動し、若い時より一層感動し、こんな素晴らしい映画は時代に関係なく人間すべてに大切なものです。画面も音声も美しく、本当に久々にいい映画を見せていただき、子供たちにも是非折があれば見せていろいろ話し合いたいです。
  • 貧しくも楽しかった60~70年前を思い出し、何かしらほっとさせてくれました。
  • 田中絹代の演技に感動しました。又、脇役の人が懐かしい人ばかりでうれしかった。
  • 久しぶりに小津作品を見て大変感動しました。何でもない日常の会話に味があります。さすが小津安二郎です。大好きな監督です。よかったです!!新藤兼人も大好きな監督の一人です。この間(一枚のはがき)を見て感動しました。今回の映画は初めて見ました。最後のシーンはせつない場面でした。
  • 映画好きな私にとって大変よかったと思います。涙が止まりませんでした。人々の暮らしと自然とのつきあい!来年も楽しみにしています。
  • 私が生まれる前の日本の姿(一部かも知れませんが)知ることができました。

担当者意見

この映画会は例年好評で、アンケートからも分かるように、好意的な感想が大部分です。今年度は、特に60~70歳以上の年配の方が多かったように思われ、かつて観た映画を再度鑑賞されるケースが多かったようです。一方で、若い方(20~30歳代)の来場はほとんどなく、映画の将来を考えると、たいへん懸念されます。
広報についてですが、実施施設でも、紙媒体やインターネット等で広報に努めております。その結果、大阪市内のみならず、大阪府吹田市・高槻市・池田市・豊中市・寝屋川市・松原市・八尾市・東大阪市・富田林市・堺市・泉佐野市、兵庫県宝塚市・神戸市、京都市など、広範囲から来場されています。しかしながら、来場者からは、この催しの開催情報が得づらいという声が聞こえてきます。映画ファンは、自分が住む地域だけでなく近隣にも鑑賞に行かれるわけですから、フィルムセンターさんの方で、例えば「関西」「四国」などのエリアごとの広報を行われてはどうでしょうか?今年も、「鑑賞の手引き」を見て、初めて他会場の上映作品を知り、”見逃した!”と残念がられた方もあったようです。ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。
また、私ども主催者としましては、映画情況や会場施設を取り巻く厳しい環境のなか、よい映画を多くの皆さまにご覧いただこう、映画文化を振興していこうと日々努力しております。その点を何卒ご理解いただき、今後ともご協力たまわれれば幸いです。

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