優秀映画鑑賞推進事業

実施概要

主催：株式会社デジタルSKIPステーション、後援：埼玉県、川口市
開催日：平成23年9月16日（金）～9月19日（月）
上映作品：プログラムF―野火 2回、細雪 2回、東京オリンピック 2回、おとうと 2回

鑑賞者感想

• 毎年楽しみにしています。ずっと続けて下さい。お願いします。
• 野火、細雪をゆっくり鑑賞出来ました。ありがとうございます。草加市から2時間かけて自転車で来たかいがありました。
• このような取り組みは素晴らしい。もっと回数を増やして欲しい。
• 名画を見る機会がもっとあるとよいと思います。
• 昔の映画は非常に良好です。昭和の時代の映画をどしどし上映して下さい。
• 日本映画もすぐれたものが多いので、これからも見てみたい。
• もう少しPRして、たくさんの人が見れたらと思う。
• 名作と言われているのを観る機会があり良かったです。
• 見に来て良かった。本当にありがとうございました。
• 毎年参加しています。来年も楽しみにしています。

担当者意見

今年度の「優秀映画鑑賞推進事業」上映会を、9月16日～19日の4日間にわたり、SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ・映像ホールにおいて開催させていただきました。上映作品はFプログラム『細雪』『野火』『東京オリンピック』『おとうと』の4作品。1日2作品を、各回入替制で上映いたしました。当施設では「優秀映画鑑賞推進事業」を除くと、日本映画史の名作を上映する機会はほとんど無く、その意味でもこの事業は、当館にとって、また地元住民にとっても、誠に貴重な鑑賞機会の提供となっております。
当施設での実施は今回で7回目となりますが、上映回数は昨年と同じく各作品とも2回上映で、開催時期についても同様に9月の開催となりました。集客数は、449人。昨年の594名とまでは届きませんでしたが来館者は、ご満悦でした。来館者住居範囲は、川口市を中心に近隣居住者が約90％を占めておりSKIPシティ彩の国ビジュアルプラザが進めてきた事業が周知されて来た事も伺えると感じています。年齢層は、作品的にも60歳代～70歳代と高年齢が目立ちますが、当時を懐かしみ青春の思い出を様々な思いで鑑賞されていたようです。中でも、入場時の厳しい顔から退場時は笑顔で「良かったよ。ありがとう。」という言葉を残し帰宅されるお客様が多く印象に残りました。
アンケートの結果をみると例年同様「優秀映画鑑賞推進事業」上映会そのものへの満足度は非常に高く、特に低料金での鑑賞を喜ぶ声が目立ちました。またお客様の年齢層が例年同様高めの層に集中しており、次世代を担う若年層を取り込む工夫を来年度も課題として検討したいところです。アンケートでのお客様の期待度の高さからも、来年度以降も是非実施させていただければと存じます。
上映素材については、経年劣化がある35mmフィルムからデジタル化されたDCPへの移行をされる事で上映時のクオリティ劣化を食い止め、上映そのものが簡易化出来るので、他施設の設備状況を考慮しながらも、検討をお願いしたいと要望致します。