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駒ヶ根市文化会館(駒ヶ根総合文化センター内)

駒ヶ根市文化会館(駒ヶ根総合文化センター内)から実施報告が届きました。

長野県 駒ヶ根市文化会館(駒ヶ根総合文化センター内) チラシ
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実施概要

主催:駒ヶ根市文化会館(駒ヶ根総合文化センター内)、後援:長野県、駒ヶ根市
開催日:平成27年11月1日(日)
上映作品:プログラムO―不知火検校 1回、次郎長三国志 1回、網走番外地 1回、人生劇場 飛車角と吉良常 1回

担当者の感想・要望

おかげ様で、今回も映画館の無い地域に良質な映画を届けることができました。誠にありがとうございました。

当会館も他会場と同様の課題が2つあり、1つは集客を増やす難しさ、もう1つは事業の周知・宣伝方法についての策です。

今回も集客を増やす難しさが課題となりました。現在のプログラムリストは、時代の古い作品ばかりですので、どうしても入場者の7割以上が団塊の世代から上の年齢となります。この年齢層を主対象に同じプログラムを長年提供し続けることは、集客に限界があると思われます。20~40代向けの名作映画も数多く制作されておりますので、是非若い世代向けのプログラムの追加・見直しを希望します。尚、今後もこの年齢層に鑑賞していただくことを開催趣旨とするならば、集客にはこだわらない等、事業目標の変更や方向転換をしたいと考えます。

事業の周知・宣伝方法について大変苦慮しております。ポスターをはじめとする掲示物に協力していただけるのは、駅前商店街等の店舗ですが、昨今の全国的な傾向が当市でも顕著であり、商店街の人通りや客入りは寂しいのが現状です。郊外の大型店やチェーン店へ掲示ができれば効果が期待できると思われますが、当事業に限らず宣伝物の掲示は許可されない場合がほとんどです。インターネット上のHPを使った宣伝方法も取り入れておりますが、事業の主対象となっている高齢者は不得意な分野であることから、若い世代ほどの効果は表れません。これらのことは、全国都市部を除く地域に共通しているのではないでしょうか。それぞれの実施館も力を入れて取り組んでいると思われますが、貴庁が中心となりテレビやラジオ等の大きなメディアを通じて、全国的な宣伝を展開していただく等の方法を取らない限り、今後の事業の発展は難しいと推測いたします。

せっかくの素晴らしい文化事業を、より多くの皆様に知ってもらい、日本映画の魅力を再認識していただく為にも、今後もご協力をよろしくお願い申し上げます。

今年度も大変お世話になりました。ありがとうございました。

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