広島県のはつかいち文化ホール(さくらぴあ)から実施報告が届きました。
主催:はつかいち文化ホール(さくらぴあ)
開催日:平成26年11月27日(木) ~ 平成26年11月28日(金)
上映作品:プログラムC―また逢う日まで 1回、青い山脈 2回、純愛物語 2回、真昼の暗黒 1回
優秀映画鑑賞推進事業の実施は、今年で8回目になりました。8年間続けておりますと、当館の”恒例行事”として覚えていただき、毎年心待ちにしてくださっているお客様も増え、地域に定着してきたことをうれしく思います。
入場者数に関しては、昨年とほぼ同じくらいでしたが、お客様の平均年齢は、年々上がってきていると感じます。アンケートの結果を見ても、来場者の役7割が70歳以上、2割が60代という結果でした。作品が公開された当時、10代・20代だったというお客様が、懐かしさから鑑賞されているケースが多いため、これまでは、高齢者に向けた広報活動に力を入れてきたのですが、これからは、もう少し下の世代の方にも来ていただけるような工夫が必要だと感じています。実施を重ねるごとに、過去に上映した作品が増え、作品プログラムの選択肢が減って今いりますので、毎年、新しい作品が増えていくことを期待しております。
当館のロビーには喫茶コーナーがないため(飲み物の自動販売機のみ設置)、本事業の開催日は、軽食や飲み物(ちらし寿司、巻き寿司、おはぎ、生姜湯など)を仕入れて、ロビーで販売しております。映画館と違い、会場の客席では飲食が禁止ですので、せめて上映時間の前後にと思い、試みたことでしたが、大変好評を得ています。隣り合わせた方が映画の感想を語り合うなど、地域の方々の交流の場にもなっているようです。他の開催地でも、同じような光景が見られるのではないでしょうか。本事業がきっかけとなり、廿日市市に、日本全国に、日本映画のファンが増えていくように、これからも開催を続けていきたいと思っております。