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新潟県 村上市民ふれあいセンター

新潟県の村上市民ふれあいセンターから実施報告が届きました。

新潟県 村上市民ふれあいセンター チラシ
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実施概要

主催:村上市民ふれあいセンター
開催日:平成25年11月30日(土)~ 平成25年12月1日(日)
上映作品:プログラムS―おかしな奴 2回、喜劇・大安旅行 2回、吹けば飛ぶよな男だが 2回、あゝ軍歌 1回

担当者意見

全作品とも、音声に少し歪みが感じられた箇所があったが、鑑賞を妨げるレベルではなかった。映像については、唯一の白黒作品であり、制作年代が一番古い「おかしな奴」で少し映像の乱れが確認されたが、他作品には特に目立ったチラツキ等はなかった。約40年以上前のフィルムという観点からすれば、この程度は想定の範囲ではないかと思われる。

作品では「あゝ軍歌」が特に印象に残った。主人公たちに集まってくるさまざまな人たちとの奇妙な生活を描いているが、そのそれぞれの役が良い意味でケンカをせず、シーンごとの布石が上手に後で作用して「おもしろさ」を生んでいた。この作品は1回のみの上映だったが、4つの作品の中で、一番客席から「笑い」がおこっていた。個人的には小さい頃に聞いた、フランキー堺と一緒に出演している財津一郎の一世を風靡したギャグ(言葉)が懐かしく、しばらく頭から離れなかった。

2日間の来場者の年代は、例年どおり60代以上が大半を占めた。男性主人公で「喜劇」要素が強かったせいか、男性の客がいつもの年より多いように思えた。ここ数年、女性が主人公を努める穏やかな作品の上映が続いていたので、今回違うジャンルに挑戦してみたが、一部の上演のお客様(女性)からは「喜劇だから見たくない」などの厳しい声が寄せられた。
これらの意見やプログラム要望のアンケート結果などを参考にしながら、今後の上映作品の路線を検討していきたい。

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