かわら版-BULLETIN BOARD-
大阪府 大阪歴史博物館
大阪府 大阪歴史博物館から実施報告が届きました。
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実施概要
主催:大阪歴史博物館、NPOコミュニティシネマ大阪
開催日:平成24年9月22日(土)~9月23日(日)
上映作品:プログラムA―雨月物語 1回、西鶴一代女 1回、山椒大夫 1回、近松物語 1回
鑑賞者感想
- 非常に感銘を受けた。これからも是非続けて欲しい。
- 白黒はいいですねえ。役者の演技がうまい。時間の経過がゆっくりしている。(講演の)上倉先生の話はもっと聞きたい。
- 何度見ても日本人が共感する場面で泣けてくる。日本人の心をつかんだ映画は、今頃の映画と違って時代が経ても胸を打つ。感動した映画で役者も立派に演じきっていて、それにたずさわってきた方々の協力にも頭が下がる。
- 溝口監督の映画は非常に美しく、いまの10代の若い方、小学生などの教育にもとても良いと思います。ぜひ若い方に見て頂きたい映画と感じます。
- 昔の人の偉大さ、痛感しました。監督、アクター、スタッフ、昔の人々の志の高さをあつくあつく感じました。
- 「西鶴一代女」―田中絹代の演技は楢山節考の時と同じくすばらしい演技でした。涙が止まらなく良い映画でありがとうございました。「山椒大夫」―クライマックスシーンの母と子のめぐり合いのシーンに大変感動しました。このような名画を見せてもらい、ありがとうございます。田中絹代は大女優です。
- 単なる感傷でなく、単なる不倫でなく、昔のものはシンプルの様でいてシンプルでない。二度とない凄いもの。日常と不条理と美しさと!それにしても50年程前は上辺一辺倒の文化だったのに。
- 作品が格調高かった。
- 昔、若い頃に見た映画だったので、もう一度見たかった。
- 毎年楽しみにしています。
- 前説がとても興味深かったです。ありがとうございます。映画が二倍楽しめました。
- 今年初めて知って、娘と一緒に参加しました。これからも情報を集めて見せて頂きたいと思います。
- NFCのHPは見ていますが、今回の事業は気付きませんでした。更に工夫をお願いします。
担当者意見
この映画会は、毎年好評です。今年度は若干参加者の年齢層が下がったように思われます。他方、年配の方はかつて観た映画を再鑑賞されるケースも見られました。
広報ですが、実施施設でも紙媒体やインターネット等で広報に努めております。その結果、大阪市内のみならず、大阪府内はもちろん、兵庫県など遠方からも来場されています。しかしながら、来場者からは、この催しの開催情報が得づらいという声が聞こえてきます。昨年も書きましたが、フィルムセンターさんの方で、例えば「関西」「四国」などのエリアごとの広報を行われてはどうでしょうか?参加者の年齢を考えますと、紙媒体が必要かと思います。毎年「鑑賞の手引き」を見て、他会場の問合せがある状態です。また今年は<フィルムセンターさんのウェブサイトを見ていながら気づかなかった>という声!まであり、広報の充実を強くお願いしたいと存じます。
私ども主催者は、毎年厳しい運営状況のなか、お客さまの喜びの声を支えに事業を継続しております。映画文化の普及のため一層ご尽力いただきたく、今後ともご協力をたまわれれば幸いです。
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