山形県 長井市民文化会館から実施報告が届きました。
主催:長井市民文化会館
開催日:平成24年8月5日(日)
上映作品:プログラムE―生きる 1回、天国と地獄 1回、酔いどれ天使 1回、羅生門 1回
昨年度から指定管理者として長井市直営から移行して長井市民文化会館の管理運営を行っておりますが、この事業は昨年度から引き継ぎ、今年度も開催させていだきました。
当会館でのこの事業の題名は「なが~い映画の日」と名付けております。長井市直営時代から続けて今年度で5回目の開催になります。長井市の「ながい」と上映時間の長さ「ながい」をかけたネーミングも、市民の皆さんに年々浸透し、「名画の上映会」として定着してきております。
広報活動は市報、ミニコミ誌掲載、チラシ、ポスター掲示、各種団体への告知等も昨年以上に早めに立ち上げて広域的に努めてまいりました。特に今回は「なが~い映画の日」専用の広報車を昨年よりも早くに始動させて、市内くまなく街宣活動を行いました。
昨年度に比べると来場者の数も増加しましたが、まだまだその数も他の催しと比較すると少ないと感じます。今年度は念願の「世界のクロサワ」、黒澤明監督作品を第1希望で開催することになり、来場者の動員増に期待が膨らみましたが、結果的に来場者数の大きな伸びには結びつきませんでした。
この事業は日本映画ファンにはたまらない魅力的なプログラムがランナップされていて、各プログラムのどれか一つに選択するのは毎回頭を悩ませるところですが、私的要望として各プログラムから1~2本ずつ選んで、開催する側で自由にプログラムを企画、構成できるような仕組みなどがあればまた違った愉しみ方、観方が生まれてくるのではないか、拡がりも出てくるのではと考えます。又、もっと若い人、子供達向けのプログラムやアニメーションも含めてあってもいいのではないかとか、この事業に対しての要望事項や開催する側の事項として日程や料金設定。来場者に上映会を愉しんでいただけるかの企画構成。上映会の周知、広報活動。いかにして集客を上げるか等、今年度の反省を踏まえ、課題を見つめなおして、来年度の事業に向けて今後に活かした取り組みをしていきたいと考えております。